英日翻訳について思うこと

今朝、趣味で英語->日本語に翻訳をしたので、日頃思ってることを twitter とかに書こうかと思ったが、長くなりそうだったのでこちらに。

特に技術系の翻訳記事はかなり違和感のある文章をそのまま載せてるケースがあり、まったく頭に入ってこないので自分は比較的元の文章を見に行くことが多いので、そういうことを避けるために自分なりに気をつけている英日翻訳のコツを書き出してみる。

英語 <-> 日本語の距離感を意識する

これは日本国内の英語教育(マシなところもあると思うが)が多くの場合失敗していることに起因しているとは思う。

英語の単語一つ一つをすべて日本語に置き換えさせるような授業を受けたことがある人も多いはず

こういうことをすると簡単に違和感のある文章ができあがる。

自分が翻訳した日本語の文章を読む癖をつけて、その違和感を意識することができればそれから先はすぐに解決すると個人的には思ってる。

そのまま日本語にしたところでほとんどの場合は「翻訳臭い」文章になる。元の言語の成り立ちからまったく違うので。

そこを意識して翻訳作業に取り掛かることが重要になってくるのは大前提だと思う。

基本的に主語は省略する

例えば以下のような文章があったとして、

You have to get up eariler on weekdays.

日本の英語教育の初期段階(下手すれば中期でも)では、

あなたは平日はもっと早起きをしなければならない。

という違和感ありまくりな文章を書かされる。

ここで主語を省くだけでも

平日はもっと早起きをしなければならない。

翻訳臭さが多少緩和される。

この文章の場合ほとんど命令形なので、

平日くらいもっと早く起きなよ。

ぐらいまで意訳してしまってもいいと思う。もちろん文脈にもよるので、例えば比較的仲の良い上司とかに部下が言うセリフなら

平日はもう少し早く起きましょうよ。

くらいにした方がいいかもしれない。

とにかく日本語においては主語が明示的に出てくることは少ないので、技術系文章の翻訳でPVを稼ぎたい連中にはこれぐらいのテクニックは使ってほしい。

(というかこれくらいの内容は義務教育でやってくれ)

文章のカテゴリを意識する。類似文章を参考にする

これは今回の翻訳が特定カテゴリの内容だったので意識したことだが、例えば学術論文と twitter の投稿は同じトーンでは訳せない。

文章が掲載されるプラットフォームごとに使われる表現のカジュアルさ、フォーマルさが異なるからだ。

またそのカテゴリ内でよく使われる用語なども、単語をそのまま訳すのではなく、そのカテゴリで使われる単語に置き換えたりすることで翻訳臭さが減る。

あまりいい例ではないかもしれないが、SNSなどの「シェア」というアクションをわざわざ「共有」と訳す必要性があるのかどうか。SNSユーザーなら多分「シェア」で通じるだろうとか

YouTube の Subscribe を「購読」と訳すのか「チャンネル登録」と訳すのがいいのか。おそらく日本語の YouTuber を見る限りは後者に訳した方が適切であろう。

なのでもし日本語で書かれた類似文章がある場合は、そちらの文化を把握しておくと、より良い文章へ翻訳することができるだろう。

おわりに

偉そうに色々書いたが、あくまで個人の感想なので悪しからず

究極、Google翻訳とかが最強になれば人間が手動で翻訳作業する必要なくなるのでそれが一番だと思う

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